毎年この時期になると原始人は動き出します。
8月15日、フェッラゴストの日にはリーザおばさんたちの山小屋で「ポレンタ・クンシャ(コンチャともいう)」を食べる慣わしがあり、それに誘ってもらえるようにです。
それがなかなか難しい!一度、誘ってもらった年にバカンスに出かけてしまったからです。彼女はすねてしまってその翌年、危うくおよばれできない憂き目に遭いそうになりました。
原始人が躍起になって呼んでもらおうとあれこれ工作するほど彼女のポレンタクンシャや美味しい。
使用するバターとチーズが自家製で文句なく美味しい上、彼女は軽めにつくるからです。
わたしはもう一つ小さな楽しみがあります。
彼女の親戚(かれらもマルガーリとよばれる地域の酪農家たち)の子供たちの成長を確かめられる日。
ロベルト、マッテオとクラウディオの3人は、素朴でやんちゃな男の子たち。
でも、やっぱりどんどん成長して、どんどんシャイになっていくのは日本の子供と変わりありません。
でもね、去年そばにいて話しているのを聞いてしまったのです。
「、、、牛小屋で寝るのいいよな。寒くっても牛があったくて寒くないから。」
夏のアルペッジョの生活はいろいろ大変なのですが、夜の寒さを凌ぐにはこれが一番!でも、そんなことを知っている子供は今日どれほどいるでしょうか?
色々発見のあって楽しい8月15日に向けて招待してもらう運動を今年もそろそろ開始します。
この記事にトラックバックする
Da Sordevolo |
Da 5 ago 2009 |