ソルデヴォロ村の夏休みを飾る1ページには誰もがこの澄み切った清流エルヴォを挙げたいでしょう。
私も年に、二、三回は泳ぎにいきます。いい年をして?
村の人たちには『My Lama(淵)』があります。エルボ川の所々に深い淵があってプライベートプールになります。早めに行かないとでも他のひとにとられてしまう。
エルヴォには私は行ったことのないインフェルノーネ(大地獄)という場所があって、岩をよじ登らないといけない、それはそれは深い、すごーい淵があると教えられました。
でもその場所は屈強な若い男子でないと、しかもロッククライミングの経験のあるものでないといけないと言われました。連れて行ってやることができなくて残念だと。
去年からそこに私でもいけるようになりました。ヴィアフェラータを作ったのです。ソルデヴォロ村と隣のムッツァーノ村が出資、約8万ユーロ(1千万)をかけ、専門の登山家グループがその設計計画と工事の実施を行いました。
ヴィアフェラータとは聞きなれない言葉かもしれませんが、イタリア語で鉄で作られた道という意味で、このような施設は世界中でこの言葉が使われています。きっとイタリアで生まれた言葉なのでしょう。
Inoxのステンレス金具を岸壁などに打ち込んで足場をつくり、専用の防具があれば移動が可能になるというもの。
プロのアシストがないと行けないと聞き、自分は無理かと思っていたのですが、友人のアレッサンドラがさらっと簡単に誘ってくれ、家族には内緒ででかけました。
ちょっと怖かったけど、エルヴォの本当にきれいな部分を、景観を損なわずに見せてくれるヴィアフェラータに感謝です。
しかも、体中のありとあらゆる筋肉を使うのでいい運動になります。所要時間はゆっくりで3時間。
今度はBBQセットをもって出かけたいなあ、、、。
無題
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Da Sordevolo |
Da 5 ago 2009 |