友人のアレッサンドラに初めてボーゼ湖に連れて行ってもらったのが2年前。
去年はシャクナゲの時期にちょっと間に合わなかったけど、とにかく2度登ったボーゼ湖。
原始人は一度も行ったことがないことに気づき、引きずっていきました。
ほら、狩猟に関係のない地域はどうだっていい原始人ですから。鳥獣保護区に指定さえているボーゼ湖周辺には足を踏み入れたことがなかったのです。
巡礼地オローパ上のキャンプ場裏にある山道を登り始めて約1時間でPian di Ge'(ピアン・ディ・ジェ)という原っぱにつきます。それまでのだらだらしたのぼりから一片、野生のシャクナゲに埋め尽くされる平坦な小道を15分もするとボーゼ湖に到着。私たちにとってはいいお散歩。
バルトゥスは前回どうよう、豊かに湛えられた湖水を目前にすると自動シャッターのごとく命令が脳に届き、水に飛び込みます。
自然にかえった原始人。しばし湖畔でほっこり。
「動きたくなくなった」と、そこに1時間ばかしのんびりとしていました。
久々の快晴の午前8時。静寂のなかにバルトゥスが泳いだり、水からでて体に絡みついた水を振り払うパシャパシャいう音だけが聞えていました。
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