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ピエモンテからぶじゃねんの陽だまる山郷生活

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リグーリアのマグロ漁船で過ごす休日

この夏は3回マグロを獲りに行くぞ!
仕事が忙しくてバカンスを長くはとれない原始人はせめてそうしたいと考えました。

7月のはじめに一回、そして今回が二度目。
そして、今回初めてわたしたち友人「息子」くんが参加することに。


でも、合間をぬってアプリカーレ村を訪れていた頃から風が出始めます。
残念ながら海は快晴なものの風が強すぎて出向ならず。何度も通っている私たちにはともかく息子くんにはがっかりなニュース。

でも、、、それでも私たちにはやることがいっぱいあったのです。
例えば、今回原始人は普段魚しか食べていない彼らに美味しいお肉を食べさせたいとビエッラの老舗「モスカ精肉店」からTボーンステーキを買ってきていました。ちゃんとステーキ用の鉄板も持参でね。

ところが、、、いつも気前のカルロはどこからかトロ箱を二つ抱えて帰ってきます。

なんとビエッラで買うとキロ98ユーロはするサンレモの赤えびが数キロ、ムール貝、ひこいわしが数キロに小さなイカも。どれも今陸揚げされたばかりの新鮮なもの。

「これどうするの」
「たべるんだよ」とカルロ。 「へっ?いつ?」と、わたし。「今晩だよ」
「だって、お肉があるよ。」、、、カルロは「これも食べるんだよ」

一瞬、わたしは目の前が真っ暗に、、、、一体だれが掃除するの?って、わたしと、、、お客人であるはずの息子君なのです

息子君はプロの調理人です。しかも、フランス中の有名レストランを食べ歩いた原始人も唸るほどの、、、。でも、せっかく休みをとったのだからリラックスして欲しかった、、、、

息子君は、それでも文句言わずにニコニコと作業に励み、私もごっしごっしムール貝、イカなどお掃除しました。でも、午前中から働き、夕方にはうんざり、、、

とにかく、夕方三々五々集まってきた漁師さんたちの家族とアペリティフが始まり、、、、楽しいお喋りが続きます。生魚は食べないと言い張っていたカロージェの奥さんも息子君のつくったイカのお造りイタリアン風に「生牡蠣より美味しい」と吃驚!

漁の現場を息子君に見せて揚げれなかったのは残念ですが、彼らのおおらかでかつ実直な人柄やかれらと過ごす時間の流れがほかとは違うことを感じてもらえたかなと思っています。

次回は息子君も是非船出ができますように!
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実に明快!2010年秋、ソルデヴォロ村に滞在された公楽さんご夫妻が紀行文を寄せてくださいました。読めばソルデヴォロ時間が流れるでしょう。

ここです、、、

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