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ピエモンテからぶじゃねんの陽だまる山郷生活

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ピエモンテのクリスマス、ぶじゃねん流 -その2-

毎年12月の第1水曜日にこの去勢牛の品評会がここモンフェッラートの街モンカルヴォで開かれます。
ピエモンテの肥育家と精肉店にとってはカッル地区の品評会と並んで重要なイベントです。

 カッルのものの方がどちらかというと有名ですが、モンフェッラート地区の人に言わせればモンカルヴォの方をプロがより好むといいます。

 先日、モスカさんの牛の品定めと買い付けの話はしましたがその成果が試される大切な日です。
 2009年『Fiera di Bue Grasso』、アルベルトはちょっと心配ぎきでしたが、とにかく夜明け前に牛を肥育農家の厩舎から引き出しトラックにつめ出発。

 この日はお天気も良く、去年のように雪に悩まされることもありませんでした。それでも、なんとなくこのイベントの運びはのんびり、司会者も肥育家の名前や住所を読み上げてそれが間違っているのを指摘されるとマイクにむかって「ああ、間違えてるそうです。私もぼけてきています」とか。ちょっと「おいおい!」といいたくなるのんびりさ。

 アルベルトはこういうの苦手なんです。ただでさえ忙しいから。あせらせちゃう。

 5時に出発して表彰式が終わる午後2時過ぎ。振り返ってみると、今年のモスカさんの成績は上々!! ファッソーネというピエモンテの牛の種類でも腿の部分を競う部門でまず1位。オス牛「Manzo」の部門で1位。そしてクリスマス用去勢牛の部門で1位と3位を獲得!!

 入賞した牛の数で言えば彼らの四十年の品評会参加の歴史の中でも記録に残る好成績でした。

 私は、牛のことが分からなくてもこのイベントに連れて行ってもらうのが大好きです。わたしの大好きなモンフェッラートの農家の人たちの多くにここで会えること。モスカさんたちのどこかうきうきした一張羅の瞬間を共にできること。私の知ることの出来なかった義父の仕事の世界を少しでも想像のできる日だからでしょうか。

 今年は生まれて初めて原始人も一緒に来ました。こんな楽しいものだとは思わなかったと彼。
あったりめぇだぜい!!
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